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2006.09.30

かろうじて九月の残像

 アヤココイズカムバック。ジャパニーズイングリッシュ。ほんとーうに忙しくて、余りの余裕のなさにストレスもすごくて、とてもパソコンを開ける気になれなかった九月も今日で終わり。九月があっという間に駆け抜けていって、私の九月の残像がないぞ…。

 昨日は、ナツが泊まりに来た。久しぶりに会ったら、ますます美人さんになっていました。
 ナツの誕生日を祝うこともかねて、私のバイト先のレストランでゴハンをおごり、ついでに店長からバイト代を受け取り、それで支払いを済ませるその場しのぎの女、アヤココ。でも、「この子誕生日なんです!」と奥さんに言ったら、デザートの盛り合わせに旗を立てて持ってきてくれたので、バースデーソングを歌ってお祝いをする。おめでとう、なっちゃん!
 その後、夜中ガールズ・トークで盛り上がり…なんてことは全く無く、普通に一時くらいには爆睡した二人。一年以上会っていないというのに、積もる話よりも睡眠をとる女二人。あのくつろぎよう…。高校時代、ナツが古畑任三郎SPのビデオが見たいというので、わざわざ持って行き見ていたら、ナツが途中で寝てしまい、結局私とナツのママと見たことがあった。似たような話は他にもあるし、もちろん私の方が寝たこともある。朝起きて、「しまった寝ちまったー!」と少々呆れながらも、あの頃と全く変わらないことがすごく嬉しかった。これからもよろしくね。

 main1.jpg

 話は変わって、こないだ『薬指の標本』を観に行ったら、ユーロスペースの場所が変わっていた。かなり前に移転していたらしいけど、道玄坂のど真ん中にあり、昼間といえども女一人でキョロキョロ(ユーロスペースを探してたわけですから)しているのはかなり怪しいし、目のやり場にも困る。でもそこらへんは、しらばっくれた澄まし顔でスルー。
 無事到着したら、キャンペーンなのか受付でお酒をもらった。上映中に飲みながら観賞したところ、エンディングが近づき映画が盛り上がりを見せ始めるにつれて、私も尿意を催しひとりソワソワ。
 幾度となく犯してきた過ち。映画を見る際にやってはいけないアヤココタブー、これで何度痛い目に遭ったの!ええ、忘れていた私が悪かったんです。そんな時は必ず結末がうろ覚えなのだが、例に漏れず今回もよく覚えてません。小説をあらかじめ読んでいたので筋はわかるとはいえ、もったいないことしたなぁ。

 映画はどこまでもシック。サイダーの中に薬指がおちて、サイダーが血に染まっていくシーンがすごく幻想的に撮られていて綺麗だった。イリスはよく目を伏せるんだけど、その時にまつげの影が頬に落ちる横顔がやけに官能的だったりして、美人というわけではないけれどすごく魅力的な女性だった。アパートをシェアしてる男性が、窓辺に干してあるイリスのワンピースが海風に揺れるのをじっと見ているところも、静かな淡い恋心がゆらゆら揺れてるみたいで素敵だった。

 教訓!ユーロスペースに行く時は道玄坂側ではなく、Bunkamura側から行くこと。映画の前や最中には飲み物を飲まないこと、映画の前にはトイレに行くこと。

 本当はもっと、『マッチポイント』の感想とか『アフターダーク』の感想とか、友達と焼肉に行った後に学校に忍び込もうとしたことや、今秋初おでんや編み物初挑戦の話など、忙しいなりに一瞬の快楽を追及してます的なこと(?)を書きたかったのだけれど、それはまたおいおいに。今度はもっと早い更新を目指します。えー、これからもこのブログをよろしくお願いします。
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Posted at 00:49 | Anything | COM(6) | TB(0) |
2006.09.14

ストロベリーショートケイクス

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 昨日の『結婚できない男』の何が一番ウケたかって、阿部寛がひとりレストランでチーズフォンデュを食べているところだ。ひとりチーズフォンデュ…。暖かいようで冷たい。でも予告によると、来週はひとり焼肉。極寒。

 今日の半身浴メニューは、いくえみ綾の『潔く柔かく③』を読んだ後、魚喃キリコの『ストロベリーショートケイクス』を読破。感動で涙ぐみ、鼻水を流しながら風呂に入っていた。
 『ストロベリーショートケイクス』は、19歳の頃タワレコに行った時に、カワに教えてもらった漫画。途中まで立ち読みして結局購入した。大好きだったけど最近ではもう、新しく入ってくる本にどんどん押されて本棚の奥へと追いやられていた。でもこの漫画、映画化されもうすぐ公開とのこと。
   ~公式HPはこちら  http://www.strawberryshortcakes.net/index02.shtml 

 東京で生活する4人の女の子。売れっ子イラストレーターだけど、過食症で吐き癖がある塔子。塔子の同居人で平凡なOLのちひろ。恋したい恋したい恋したい里子。一途に菊池を想い続けるデリヘル嬢の秋代。
 いつも強がって感情を表に出さずに仕事をしてるけど、食べたものを全部戻すことで苦しみを吐き出している塔子も、そんな売れっ子の塔子が大きな東京で自分の居場所を持っていることに羨望を感じ、誰かから必要とされたいと願い続ける平凡なちひろも、毎日同じで平和だけれど、恋がしたくてたまらない里子も、どうしようもなく菊池が好きで、自分なんて死んでしまえばいいと思っている秋代も、たぶんみんな自分の中にいる。女の子はみんな、自分の中にこの4人をもっているんじゃなかろーか。と、風呂で汗だくで思った23時。

 器がちっちゃいのかもしれないが、私は、人間誰かのために頑張るなんて絶対に出来ないと思っている。というか正確には、頑張ること自体はできるだろうけど、いつかきっと無理がきたり、恩着せがましくなったり重荷になったり、言い訳にしたり、裏切られたとか利用したとかややこしいことになったりするだろうから、あまり幸せにはなれないと思う。エゴイストかもしれないけれど、でもまずは自分が自分のために頑張れなくちゃ先には進まないんだってことを、最近やっと分かるようになって、あぁなんて自分は偽善者だったんだろう、と反省したんです。そりゃもうサルのように。
 だから、この漫画で、今まで彼氏の夢のために馬車馬のように働いてきたのに結局は捨てられてしまったイラストレーターの塔子が、自分を捨てた彼のことを憎んで苦しくて過食症になってしまった塔子が、「今まで頑張れたのは半分はあの人のおかげだから、憎しみつつも感謝してる。でもこれからは私は私のために何かを。」と思い、苦しみを乗り越えるところで、いつも鼻水つきで号泣してしまう。幸せはいつも自分の心が決めるって、どこかのみつをさんじゃないけれど、ホントそうだよなぁとか思ってしまうのだ。

 「神様なんていない、私はこうやって菊池を手に入れるのだ。」という秋代の最後のセリフのように、みんな自分勝手でエゴの塊で、この世の不幸を全部背負っているかのように生きている、ごくごく普通(…でもないか?秋代さんデリヘルだしナ)の女の子だ。ごくごく普通の女の子なんだけども、彼女たちの苦しみを大したことないなんて誰に言える?ある意味では、背負ってるものや悲しみを人と比べることなんて出来ない。優等生の命と不良の命、どちらも同じ重さの命なのと同じことだ。
 そんな彼女たちが、救われるといいと思う。「助けて」と誰にも向けられない叫びを心の中で繰り返している、この世に何人もいるであろう彼女たちが、本当に救われるといいと思う。そして、他でもない自分も。残酷なことに、4人とも自分の中にたぶんいて、同じようにいつか「助けて」と叫びだすかもしれないのだ。塔子が漫画の中で言うように、私も事あるごとに願わずにはいられない。「あたしの心が安らかでありますように、強くありますように」と。
 
 そんな漫画の表紙は渦巻く乙女心!ピンクマーブルが目印でございます。映画では、里子を池脇千鶴ちゃんが、そして漫画では地味~にしか登場していない、ちひろの彼氏を加瀬亮くんが演じています。加瀬くん、ステキ…。

Posted at 04:13 | Books and Comics | COM(2) | TB(0) |
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