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2008.10.27

FUNKAHOLIC

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 近くの大学の学園祭に、スガシカオがくるというので、ライブに行ってきました。スガさんのライブは初めてなうえ、ライブ自体が3年ぶりというご無沙汰っぷりでしたが、これがめちゃくちゃ楽しかった!!!最っ高に楽しかったー!!

 曲は、最新アルバム『FUNKAHOLIC』の曲を中心に、『夜空ノムコウ』や『黄金の月』、『愛について』などのヒット曲もおりまぜての構成。大学生むけ(?)のトークと、かつての恋人「のりちゃん」に捧げた(笑)名曲『19歳』も披露してくださいました。そして貫禄の『イジメテミタイ』!!さすがキング・オブ・ファンク!個人的にはファーストアルバムが一番好きなので、そのアルバムの曲をやってくれたのがうれしい。ギター一本で『黄金の月』のイントロが流れた瞬間、足がちょっと震えました。
 
 ちなみに、大学生向けのトークというのは、以下のもの。
 なんでもスガさんは大学に入るのに2浪しており、浪人1年目は麻雀にあけくれあえなく失敗。心を入れ替えたスガさんは、2年目はまじめにまじめに勉強したらしい。しかし、そこに現れし一人の女子「のりちゃん」。彼女に恋をしてしまったスガさんは、なかなか勉強に身が入らなくなり、春にはAあった判定も、夏の終わりにはDをくらう始末。この日ライブをした大学も落ちてしまったそうな。この「のりちゃん」、なかなかのものだったらしく(なにがだ?)、若き日のスガ少年はグッサリ心を傷つけられた。その時の思いを歌にしたのが、名曲『19歳』なのだそう。スガさんがこの話をしている間中、後ろでバンドメンバーの人がかなしそ~なオルガンを奏でていたのが笑えました(笑)。いやー、この話を聞いた後で聴く『19歳』はなかなか身につまされます。ウソ。生で聴くってのはめちゃくちゃ楽しい、ただそれだけです!

 あと、スガさんはものすごく細かったです。昔マイラジで、体重にはかなり気を遣っているということを聞いた覚えがあります。ジムに定期的に通い、お昼は食べないか軽ーく。ツアー前には節制・禁欲をモットーに、食べ物だけでなく性欲などもシャットアウト。その理由は、野獣みたいな感じで歌っている方が、見ている方としても気持ちがいいだろうから。ファンクをやっている者として、太っているのはいかがなものか、という思いがあるらしい。たしかに、太ってるスガシカオに『イジメテミタイ』とか歌ってほしくないもんな(笑)。

 久しぶりにライブに行って、やっぱりライブっていいなぁ~と思った。一緒に歌って、踊って、体を揺らして盛り上がる。音がおなかにガンガン響いてきて、何とも言えない高揚感がこみ上げてくる。思わず顔もニンマリしちゃう。しあわせだな~。これで2500円。ありがとう、学園祭!!
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Posted at 20:29 | Music | COM(2) | TB(0) |
2008.10.16

新潟旅行~3~

 さて、電車に乗って新潟駅へ戻り、今度は新潟の夜景を見るために朱鷺メッセに登りました。
 31階から無料で新潟の夜景が拝めるということで、日本海タワーでもマリンタワーでもなく、朱鷺メッセを選択。夜の朱鷺メッセは、新潟ヤングたちの格好のデートスポットのようです。
 夜景は、すごくきれい!!真下には信濃川がゆったりと流れ、川にそって灯りがともっています。平野に広がる都市の合間を川が流れている景色は、味気のない高層ビル群のまがまがしい明かりとは比べ物にならないほど、心に沁み入る光景です。川があるからなのでしょう、きっと。
 1時間に1本しかないバスを逃すものかと、後ろ髪をひかれながらも朱鷺メッセを出て、バスを待ちます。1時間に1本なのに、バスを待っているのは私たち二人だけ。「みんな、車で来てるんだね~。あの若いカップルたちも。」と、車社会を実感しました。さすが新潟、夜は寒い・・・。
 と、そこで突然、花火のあがる音が!!みると、すぐ近くの空に、大きな花火があがっています。わずか3分ほどでしたが、ずいぶん低い位置にあがっていたので、きっと展望室からは見えなかったと思います。なんてラッキー!!なぜ花火なのかは、わかりません。
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 さて、最後の晩餐になりました。ここはもちろん寿司でしょう!思えば、一度も今回の旅行について打ち合わせもせず計画も立てていなかった私たちが、唯一共有していた旅の目的が、「寿司を食べる!!」ということ。最後の最後になって、その目的を果たす時が来ました。目指すは佐渡前寿司の名店、河竹鮨です。
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 お店は若い人でも入りやすい雰囲気で、3000円弱で、新潟でとれた新鮮なネタをふんだんにつかったお寿司を食べることができます。特に美味しかったのは、南蛮海老。甘エビのことを新潟ではそう呼ぶそうで、今が旬の南蛮海老は、身が甘くトロリとしていました。トロは口のなかでとろけるし、大好きないくらもおいしかった~!ペロリとたいらげ、大満足。いい旅の締めくくりになりました。
 このあと、また夜行バスに乗って、翌日の朝4時半に池袋駅へ帰ってまいりました。
 
 今回の旅行は、本当にすごく楽しかった!!「新潟は何を食べてもおいしい。初めてこっちに来た頃は、食べるもの全部おいしくてびっくりした」と、友達が言っていましたが、まさにその通りでした。それに、海もすごくきれいで、その青さは見ているだけで日常の疲れを忘れさせてくれました。

 そして何よりも、高校時代の友達と久しぶりに会い、旧交を温めることができたことが一番うれしかった。知らない遠い街で頑張っている姿にも励まされ、しかも新潟ライフをかなり満喫しているようでうらやましくもあり(笑)。一緒に行った友達も、ちゃんと会うのはほぼ5年ぶりくらい。でも、あのころと変わらず、一緒にいて楽しかったです。
 今回は会えなかったけど、まだ新潟に住んでいる友達があと2人いるので、今度はその人たちに会いにいきがてら、佐渡の方にも足を延ばしてみたいなと思いました。

 ここからは、余談。新潟で見かけた変な信号。
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 雪国では、雪の重さに信号が耐えられるように、車道の信号は縦になってますよね。で、歩行者用の信号は、元から縦ですよね。なにゆえ、わざわざ横にするのか。謎です。

 アルビレックス新潟仕様のローソン。
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 ファン垂涎もの。am/pmをローソンが買収するとかしないとかいってますが、この2つがドッキングしたときの色ってこんな感じ・・・?まぁ、ドッキングしないと思いますが。今回の旅行でにわかアルビレックスファンになり、やたらとアルビ仕様のものを写メってました。がんばれ、アルビレックス!


Posted at 00:42 | travel | COM(0) | TB(0) |
2008.10.14

新潟旅行~2~

 新潟旅行・2日目。今日は、新潟市郊外にある弥彦というところに向かいます。ここで弥彦山に上り、帰りに岩室で温泉に入ってこようという計画です。非の打ちどころのない、完璧な計画(のように思えました、このときは)。

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8時頃、部屋を後にし、まずは早朝から営業しているという「笹川餅屋」というお餅屋さんへ行き、新潟名物・笹だんごを買いました。そして新潟駅でおにぎりを買い、電車に乗り込みます。
 この笹だんごが、腰を抜かすほどうまい!!笹のいい香りで、食べる前からもう満たされていますが、食べるとそのあんこのおいしさと餅の柔らかさに昇天。天気がいい日に電車にガタゴト揺られ、おにぎりを食べ、笹だんごを食べ、窓の外には田園風景が広がってる。ビバ、人生!!って気になります。この時点ですでに、今日の旅に満足していた私。それくらいの幸福感でした。
 新潟は米どころなので、おにぎりもすごくおいしかったです。こういう、普通のごはんがおいしいことって、すごくほっとしてそれだけで幸せな気分になれます。「普通のごはん」が、今は普通ではなくなってるもんなぁ。新潟は、ごはんや刺身など、素材そのままの食べ物がすごくおいしくて、そこが一番、私が新潟で気に入ったところです。


 電車で1時間ほどで、弥彦に到着。今日は、弥彦山で「まいたけ祭り」なるものがあるらしく、ゼッケンをつけたハイキングの人たちがぞろぞろと降りていきます。
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 弥彦駅はちょっと変わった外観で、赤いお城みたいな形をしています。しかもこのときずいぶん日差しが強く、写真ではなんだか神掛かった様相を呈してますが、実物はもっと素朴な駅です。

 駅から10分ほど歩くと、弥彦神社の大鳥居が見えてきました。鳥居の向こうには、うっそうと茂った森が見え、山々が静謐とそびえたちます。
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 お参りを済ませた後、弥彦山にロープウェーでのぼります。まだ紅葉にはちょっと早く、ちらほらと赤や黄色に染まった木が見える程度ですが、それでもその少しの色合いの中に、豊かな山の秋を感じることができます。ロープウェーからは、広大な越後平野も見下ろすことができます。これがすごい!!山の裾の、裾の裾まで見渡すことができます。地平線の果てまで広がる、きれいに刈り込まれた田畑。そのなかにぽつぽつと集落があり、人間の営みの小ささと、それ故の慎ましさを実感しました。関東平野と違い、まわりに高い山も建物もないため、とにかく果てまで見渡せます。

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 弥彦山は600mくらいの小さな山ですが、日本海と佐渡島を存分に眺めることができます。弥彦山の頂上から佐渡島までは、直線距離で40㎞。走ってでも行ける距離にあるそうです。しかしこの日は、晴れてはいたものの霧が少し出ていたため、佐渡島はぼんやりとしか見えませんでした。それにしても、山のすぐ下に海が広がっているのって、なんだか不思議な光景です。太平洋では、自分の立ち位置と同じ位置に砂浜がまずはあり、そして海があります。でも、ここではいつも唐突に海があるのです。下を覗き込むと、海がある。しかも緑色で濃いため、中がよく見えず深い。しばらくじっと見ていると、心の錆びまでその深い海に飲み込まれ、溶かされていくようです。
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 しばしのハイキングを楽しんだあと、駅に戻り岩室温泉へ行くことにしました。しかし、ひとつ気になることが…。それは、ガイドブックに紹介されている岩室温泉の宿までのアクセスは、すべて「駅から車で何分」という書かれ方をしているのです。もしかして交通手段が車以外にないってこと?試しに弥彦駅の観光案内所のお姉さんに聞いてみると、「岩室に車なしで行くってことは、考えられないですね~」と遠慮がちに言われ、自分たちの計画の甘さが露見しました。仕方がないので岩室に行くことは諦め(それにすでに15時といういい時間になってしまっていたし)、弥彦で日帰り入浴をすることにしました。

 弥彦も温泉が有名で、宿もたくさんあります。さらに観光にもかなり力を入れているようで、さきほどのまいたけ祭りやウォークラリー、菊祭りなど、イベントも豊富です。観光案内所の人の説明は簡潔・的確で分かりやすく、日帰り入浴できる温泉の一覧表や地図もいただくことができました。そのおかげでまったく下調べしていなくても、無事に温泉に入ることができました。
 アルカリ性の温泉で、今日の疲れも癒され、肌もすべすべ、気持ちもほっこり。実は今日も夜行バスで東京へ帰るので、この温泉で汗と疲れを流し、ほっこりしたことで、再び夜行バスに挑む元気がわいてきました。
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 風呂上がりはやっぱりこれでしょ。地ビールと、これまた名物・柿の種。柿の種は新潟県発祥なのだそう。知らなかった!ちなみに、写真のものはアルビレックス新潟仕様のパッケージです。

 このあと、再び新潟駅へ戻ります。続きは次回。

Posted at 11:16 | travel | COM(0) | TB(0) |
2008.10.13

新潟旅行~1~

 週末、新潟に旅行に行ってきました。向こうには高校時代の友達が一人住んでいるので、その友達に会い、案内してもらい、さらには泊まらせてもらおうという計画です。

 金曜の夜23:30、池袋。なんと、交通手段は夜行バスです!揺れはひどかったけど、ぐうぐう寝れました。朝の5時に新潟駅に到着。当然、朝の5時では身動きが取れないので、ファミレスに入って時間を潰します。ここでは逆に私はほとんど寝れず、バスで全く寝れなかったという連れは、ぐうぐう寝ていました。追い出されなくてよかった・・・!

 朝10時。新潟在住の友達と合流し、彼女の車でさっそく観光へと出かけました。
 私は、彼女が車を持っていることを知らなかったので、新潟市内をバスと徒歩で観光するのかと思っていました。そして、新潟に行ったことのある方ならお分かりかと思いますが、新潟市内は普通に先進都市なので、観光名所というところは特にありません。私もガイドブックといくらにらめっこしても、一向に興味を引くものがなくて、「今回の旅の目的は食オンリーだな(もちろん友達に会うことも)」と考えていました。でも、車があったなんて!!!
 以前、新潟出身の友達が「新潟は車がないとどこにも行けない」と言っていましたが、60%くらい謙遜して言ってるのかと思っていました。しかし、地元の人がそれを言うとき、往々にしてそれが掛け値なしの真実であるように、新潟に関してもそれは、正真正銘の事実だったのです。マジで、車がないとどこにも行けません。少なくとも旅行で来たのならば。

 そんなこんなで車があってラッキー!ファミレスでにわか会議をした結果、車で1時間ほど北上して、村上まで行くことにしました。村上は、笹川流れという独特の形をした湾と、おいしい魚介類で有名な所です。
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 海沿いをドライブしているだけで最高!
 天気も回復して、海にきらびやかな日差しを注いでいます。日本海は太平洋とは全然違う色をしています。太平洋が青く、砂浜がありそのさきに水平線が見える、というのに対して、日本海は緑色で、砂浜の代わりに岩があり、そこに波が容赦なく打ちつけます。岩があってすぐそこに深い海、という感じ。プランクトンが多く、豊富な漁獲量を支えています。岩にのぼって水際を覗いても、1m先はもう底が見えないほど深い。とにかく、その色の濃さが印象的でした。
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 お昼ごはんは、名物・はらこ丼。はらことは、いくらのこの地方の呼び名だそう。ぷりっぷりのいくらがババーンとごはんのうえにのっかって出てきたのを見たとき、この旅行が忘れ難いものになることを確信しました。いくら、大好き・・・!!宝石箱や~。
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 このへんはもと花街だったらしく、町屋のたたずまいなどにその面影がうかがえます。ちょうど、町屋屏風祭りというのをやっていて、各々の町屋で所有している屏風を公開し、自由に町屋に出入りしてその屏風を拝見できるようになっていました。

 そのあと、もう少し北に車を走らせ、前々から友達が行きたがっていた「ソルトカフェ」というところに行きました。塩工房が隣にあり、海から引き揚げた水を沸騰させて蒸気を飛ばし、残った塩を採取するという昔ながらの方法で塩を作っています。
 工房のおっちゃんが話しかけてきて、いろいろと説明をしてくれました。一瞬「買わされるのかな」と思いましたが、単におしゃべりしたいだけだったらしく、「どこからきたの?」だの「この塩の白さも君たちの肌には負ける」だの、さんざん愉快なたわごとを聞かされただけでした。

 そして、隣のカフェで、ソルトソフトクリームなるものを食べました。最近でこそ認知され始めた「塩スイーツ」。しかし、そんな隠し味的な塩気と違い、こちらは濃いめのバニラアイスにふんだんに藻塩が振りかけられています。ですがそれがベストマッチ!このくらい塩気がある方が、甘さ・辛さの妙を贅沢に味わえる気がします。初体験の味でした。
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 夕方の6時頃、新潟市に戻ってきて、今度は夕御飯です。食べてばっかりですがあしからず。ちゃんとそれなりの時間をおいて食べてます(笑)。
 友達が行きつけている、おいしい居酒屋さんに連れて行ってもらいました。刺身と日本酒がうまい!と聞いていたので、さっそく白身とさんま、あじのなめろうなどをオーダー。そして、新潟名物の日本酒。日本酒を飲みつけてない私は、店員さんのアドバイスに従い「村祐」というお酒を飲みました。これが、うまい!白ワインみたいにフルーティで甘めなので、くいくい飲んでしまいます。気づいた時には、結構顔が赤くなっておりました。まいたけも有名らしく、まいたけのてんぷらもおいしかったな~!
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 部屋に戻ってシャワーをあびたあと、翌日の計画を立てました。前夜はバスだったためほとんど寝ておらず、この時点ですぐにでもバタンキューしそうでしたが、明日は頼みの綱の新潟在住の友達が仕事でいないので、私と連れの二人道中。必死で計画を立てます。
 明日の目的地は、弥彦と岩室温泉。目的の食は、佐渡前寿司です!次回へ続く。

Posted at 10:16 | travel | COM(0) | TB(0) |
2008.10.04

WSの威力

 来年の1月にマラソンのレースに出ることになったので、また真面目に走り始めた。
 思えば、7月あたりからほとんど走ってないもんなぁ。だって、暑すぎるんだもん!!!冬なら(春だって秋だって)、10キロくらいなら給水なしでもガンガン走れるのに、夏は20分も走ると給水=命の水みたいな状況になってくるんだもん!!いや、ほんと暑かったね、夏は。

 季節はもうすっかり秋です。秋は何をするにも気持ちがいいなぁ!特に、ゆっくりジョギングするにはもってこいの季節です。食べ物がおいしいので、食べすぎには注意ですが。

 今日は、ジョギングの後にウィンド・スプリント(WS)をやってみた。これが・・・・キツイ!!1本走ると心臓がどくどくいってるし、使う筋肉が今までと明らかに違う。そもそも全力疾走なんてしたのは、何年ぶりだ?たぶん、少女時代以来。足が地面を蹴る感触や、景色の流れる速さ、息をつめて走る十数秒・・・。いつも長距離をゆっくり走っているときには、決して味わえないタイプの爽快さです。筋力や心臓を鍛えるだけでなく、マンネリさを払拭するカンフル剤としても、WSは最適というのがよくわかった。
 終わった後、脈を測ってみたら、驚くほどはやかった・・・!だいじょぶか、これ?今から遊びに行くのに、けっこうへとへとですよ。まぁ、行ってきます。 
 

Posted at 15:30 | Anything | COM(0) | TB(0) |
2008.10.03

最近読んだ本のことなど

 最近読んだ本について。
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 畠中恵の『ゆめつげ』。文句なく面白い。
 こういうエンターテイメント小説で、出たら必ず読む人は、畠中さんと海堂さんくらいだけど、畠中さんの方がずっと読ませる。海堂さんは、やたらと軽快な修飾語の羅列が、本の上でくるくるまわってるだけのような気がするんだもん。畠中さんは、しゃばけの短編などは特にそうだけど、素材の選び方・活かし方がすごくうまいなぁと思う。
 ところで私はこれをハードで読んだんだけど、この表紙が文庫に比べ、あまりに可愛くない。

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 イアン・スチュアートの『若き数学者への手紙』。新聞のコラムで紹介されていて、面白そうだと思い借りた本。数学者である著者が、数学の道を志す親戚(?)の子・メグにあてて書いた手紙という体裁をとって書かれている。なので、文章自体はやわらかめでとても読みやすいんだけれど、内容はなかなかに本格的で、途中、数学の興味深い問いや証明について書かれているところなどは、かなり難解だ(少なくとも私にとっては)。
 印象に残ったことに、KISSの原則がある。KISSの原則とは、“Keep it simple,stupid”のこと。これは、この本の中で、メグがポスドクに就任して学生に授業をすることになった際に、著者に助言を求めたときに出てきた言葉だ。
「私自身、最初のころのいくつかの講義は、今でも鮮明に覚えている。初めての頃の方が、十年後よりも教えやすかった。しばらくすると、こちらの知識が増えすぎて、その知識や見識をすべて学生に伝えようとし始める危険が出てくる。しかし、それは大きな間違いだ。学生は君よりずっと視野が狭い。だから、「簡明に、しかも、くだらなくしておくこと “Keep it simple,stupid”」というKISSの原則に従うこと。本筋から離れないようにするんだ。たとえ、ここで少し脇道に逸れたいと思ったとしても、そのために講義のシラバスに載っていない新しいアイデアを理解する必要があるとなったら、それがどんなに胸躍る啓発的なアイデアであっても、脇道にはそれないこと。」

 “Keep it simple,stupid”、含蓄のある言葉だ。これは人にものを教えるときだけでなく、自分に対しても常に問いかける必要がある。
 というのは、以前読んだ羽生さんの『決断力』にも、このKISSの原則の話がでてきたから。
 
 羽生さんも、勝負のとき、複雑な局面のときには、「KISSでいく」ことをモットーとしている。たとえ危険でも、簡単で単純な方法をとる。その意味で、将棋の勝負を決するのは決断力であるという。
 プロ棋士でも十手先を読むことは難しいといわれている将棋で、その最も複雑な勝負の局面においてさえ(だからこそ、というべきか)KISSの原則がつかえるんだと、感銘を受けた記憶がある。
 ちなみに、羽生さんは“Keep it simple,stupid”を「もっと簡単にやれ、ばかもん」と言っていたけど、イアンさんのほうは、“stupid”も「くだらなくしておくこと」と、原則のひとつ要素としてとっているみたい。でも、ニュアンスとしては、どちらもぴったりときますね。
 
 『決断力』にも、数学の話が出てくる。「数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞を受賞した小平邦彦氏は、数学は高度に感覚的な学問であるといい、それを『数覚』と名付けているそうだが、幾何の図形問題で、補助線を引くような閃き(ひらめき)が得られるかどうかが、強さの決め手になる・・・」という話を、直感の大切さを説く章で紹介している。本を読んでいて、こういうちょっとしたことがつながっていくことは、読書の楽しみのひとつだ。
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 村上春樹・柴田元幸の『翻訳夜話』。面白いしためになる、特に、英語が苦手な私にはとてもためになる一冊だった。なんだか、楽しく翻訳できそうな気になってくる。
 先程の話に戻るが、柴田さんも何かで、翻訳は“Keep it simple,stupid”にということを言っていたような気がする。いや、言ってなかったかもしれない。言ってなかったかもしれないけど、勝手に私が柴田さんの話したことから、「そうか、翻訳も“Keep it simple,stupid”なんだな」と感じただけかもしれない。
 
 印象に残ったことなど。
 まずは、いい文章にはビートとうねりが必要だということ。ビートいうのは、フィジカルな実際的なリズムのこと。確かに、いい文章、読ませる文章というのは、体にごくごくと水を取り込むみたいにすらすら読める。これは意識すれば身につけられるそうなんだけど、うねりという、ビートよりもっと大きなサイクルの文章は、これはもう持って生まれたものであるらしい。ガーン。
「良い文章というのは、人を感心させる文章ではなくて、人の襟首をつかんで物理的に中に引きずりこめるような文章だと僕は思っています。」

 次に、「かけがえのない存在」ということについて。
 村上さんは、カーヴァーの翻訳をやっているとき、自分はカーヴァーにとってかけがえのない翻訳者だと感じるのだそう。翻訳者なんて誰がやったっていいというか、取り換えのきく存在のように一般的には思えるから、考えてみれば不思議な話なんだけど・・・。
「厳然たるテキストがあって、読者がいて、間に仲介者である僕がいるという、その三位一体みたいな世界があるんですよ。僕以外にカーヴァーを訳せる人がいっぱいいるし、あるいは僕以外にフィッツジェラルドを訳せる人もいる。しかし、僕のようには訳せないはずだと、そう確信する瞬間があるんです。」
 テキストのなかに重要なセンテンスがあって、そのセンテンスの本当の意味は自分にしかわからないはずだという、深い思い入れがあれば、翻訳をする上での他の様々な問題は乗り越えられるはずだ。逆に、そういう文章の骨の髄みたいなものを、自分がつかんでいるという確信がなければ、どれだけ語学力があったとしても、そのテキストを翻訳することはできないんじゃないか…と、村上さんは語っています。
 確かに、そういう意味では、私にはカーヴァーもフィッツジェラルドもオースターも訳せない。アーヴィングもカポーティもサマセット・モームも訳せない。ディランの歌詞一つさえ、満足には訳せないだろう。翻訳ということを考えた場合、この作家たちの本が大好きなのにもかかわらず、絶対に訳せないな、と思う。それが自分にとっての「文学」の基準なのかも。


Posted at 09:20 | Books and Comics | COM(0) | TB(0) |
2008.10.01

なみすけが・・・!!

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 私のブログの右端にいる、変なキャラクターにお気づきでしょうか?これは、杉並区のキャラクター「なみすけ」。この癒し系の顔に最近はまっています。

 なみすけのブログ(「てくてくなみすけ」)では、杉並区のおすすめの場所や町の風景などを載せています。高円寺や西荻窪など、中央線沿線の人気の街の穴場スポットやおしゃれなカフェなどが紹介されていて、見ているだけでお散歩気分があじわえるということもあり、私もよくのぞきます。

 しかし、今日このブログで衝撃の事実が・・・!!!
 このなみすけくん、なんと、20歳だったのです!!こんなウブそうな顔して・・・20歳?!もっとさぁ、5歳とかさぁ、キャラクターとして夢のある年齢にしてほしかったよぉ。

 なみすけに、着せ替えをして遊べます。

Posted at 21:33 | Anything | COM(0) | TB(0) |
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